令和4年度 第2回研修

「土地台帳から学ぶ!表示登記の歴史」

日時:2023年7月17日(月・祝)13:30~17:00 懇親会17:30~

会場:岡山県司法書士会館 2 階

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受講報告

報告者 津山支部 森脇 翔

 本年度の青調会第2回研修会「土地台帳から学ぶ!表示登記の歴史」に出席させて頂きまし た。今回はオープン研修として岡山県青年司法書士協議会の方々も参加され、会場・オンラインを合わせて参加者は約50名もいらっしゃったそうです。

 研修は途中二回の休憩を挟んだ三部構成となっており、明治初期から現在に至るまでの登記制度の歴史を時系列に沿って解説するとともに、土地台帳、土地台帳付属地図、閉鎖登記簿といった我々が業務の中で調査対象とする資料の歴史的位置づけを明らかにし、その読み方を再確認するといった内容でした。

 第一部は地租改正事業及び地押調査事業(土地台帳付属地図のでき方について)、第二部は公示制度の整備(土地台帳と旧登記法の関わりについて)、第三部は土地台帳と登記の管轄一元化から現在の登記制度に至るまで(閉鎖登記簿の扱いについて)といった具合です。 歴史の話だけでなく、講師の伊東会員が過去に扱われた事例の紹介や、大字と字の違い、地租改正当時の地番のつけ方など、土地の成り立ちを推測する際のヒントになりそうな豆知識も盛り込まれており、楽しく受講することができました。

 個人的には、資料に写真が掲載されていた改正地券について、まれにこれを持っているお客さんに出くわすことがあるという話が興味深かったです。私の業務歴の中ではそういった方に出会ったことがありませんので、いつの日か実物を見せてもらうことを目標に、業務に励んでいこうと思います。

 最後になりますが、毎度有意義な研修を企画・運営して頂き、大変ありがたく思っております。申請地及び周辺地の沿革を探ることは、境界確定業務において最重要といっても過言ではなく、それだけに苦悩する部分でもあります。本研修会で基本に立ち返った解説をしていただき、調査士業の奥深さを再認識しました。青調会の諸先輩方に感謝を申し上 げ、活動への参加報告とさせていただきます。

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